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2018年

遺言書作成の勧め

 名古屋藤が丘事務所にて執務しております弁護士の横田秀俊と申します。

 さて,この相続ブログをご覧いただいている方の中には,遺言書の作成をお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 そこで,今回は,遺言書について,お話しをさせていただきたいと思います。

1 遺言書作成の勧め

 そもそも「遺言」とは,遺言者の死亡後の財産処分等について,被相続人の意思を相続人に残すものです。

 遺言書がなくても,相続人全員で話し合いを行い,遺産を分割することができれば,問題がありません。その場合は,遺言書を作成する必要すらないのでしょう。

 しかし,遺言書がなく死亡した場合,相続人全員で話し合いしたとしても,まとまらずにトラブル(「争族」)に発展することが少なくありません。これまで仲の良かった親族が,相続をきっかけにいがみ合ってしまうことさえあります。
遺言書があれば,相続人も,被相続人の最終的な意思であるとして,感情的に受け入れやすくなるということもあります。

 そのため,私は,後世に禍根を残さないためには,遺言書を作成することをお勧めします。

2 遺言書の種類

 遺言書には,大まかに2種類あります。①自筆証書遺言と②公正証書遺言です。

 自筆証書遺言は,「いつでも作成できる」「証人が不要」「費用もかからない」というメリットがある一方で,「不備が生じやすい」「検認手続が必要」「紛失の可能性」があるというデメリットもあります。

 公正証書遺言は,「口述するだけでよい(手書の必要なし)」「公証人(専門家)が作成してくれる」「遺言の保管が確実」「検認の必要がない」というメリットがある一方で,「証人2人必要」「公証人の手数料がかかる」というデメリットがあります。

 遺言書の形式選択にあたっては,上記メリット・デメリットを比較し,自らにあった形式を選択するべきです。

 しかし,後世に禍根を残さないためには,公正証書遺言の形式の方がより確実です。
たしかに,公正証書遺言作成には,「証人2名必要」「手数料」というデメリットはありますが,公証人の作成手数料といいましても多額なものではございませんし(日本公証人連合会HP:http://www.koshonin.gr.jp/business/b01),ご依頼をいただければ,弊所所員2名が公証役場まで同行しますので,「証人2名必要」という点も問題ございません。

 このように,公正証書遺言には,デメリットに比して余りあるメリットがあります。

 そのため,後世に争い事を残したくないとお考えであれば,公正証書遺言の形式で遺言書を作成されることをお勧めします。

3 最後に

 いずれの形式で遺言書を作成するにしましても,遺言書作成には,遺産の確定,相続人調査,遺留分の範囲,遺産の分配方法など調査・決定しなければならない事柄は山のようにあります。

 このブログをご覧いただいている方で,どのような形式の遺言書が良いのか,遺言書の内容をどのように定めるべきかお悩みの方がいらっしゃれば,いつでもご相談ください。

 一緒に考えましょう!

                               名古屋藤が丘事務所 弁護士 横田秀俊

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